2016年1月17日日曜日

スウェーデンの冬の楽しみ

Hagaのカフェでゆったり




長い休暇が終わり活気が戻ったスウェーデンの街は
雪に覆われた白い銀世界が広がっています。

スウェーデンの冬は、美しい。
けれど同時に暗く寒い日が続く、厳しい季節。
春の到来をじっと待ちわびる日々の姿勢からは
質素で忍耐強い北欧の人々の性格が、
季節の訪れと共に滲み出るよう。


人々の生活を身近に感じる中で、本当は厳しいこの冬の到来を
心から、歓迎し楽しんでいるのだと感じるようになりました。

スウェーデンの冬の生活が、長年深く刻まれた皺のように、
この地に暮らす人々の優しさと、謙虚さ、
落ち着きとなって包みこむように表れているよう。


冬の間は家の中で過ごすことが多くなるため
自宅のインテリアや家の修復に時間をかけ、
それぞれが過ごしやすい空間を創り出しています。

そして、のんびりとコーヒータイムを楽しむFIKAの文化は
ろうそくが灯る、ゆったりとした空間の中で
スウェーデン人に愛されてきました。

甘いお菓子と共に、濃いコーヒーで温まる。

天気の話や、インテリアの事
のんびりと家族や友人たちと交わすおしゃべりが
長い冬を乗り切るコツかもしれません。










今回はヨーテボリの街の古い石畳の通りが残る
HAGAにある人気のカフェ
”CAFE KRINGLAN”からお伝えします。

HAGAの古い街並みの雰囲気にぴったりのこのカフェは
通りのほぼ真ん中にあって、HAGA散策の休憩に丁度いい。

ヨーテボリの地元の人々に愛される場所でもあって、
いつも人で賑わっています。





色々な種類のケーキやマフィン、スウェーデンの伝統的な
シナモンブレッドの”Kanelbulle”を始め
スープがメインのブッフェを注文すれば
サラダやチーズ、自家製のパンと
お好きな暖かいお飲み物がついてきます。








チーズもスウェーデン特有の塊のチーズを
薄くスライスしてパンにのせていただくスタイル。
しっかりと熟成されたチーズの濃厚な味がたまりません。





皆さんも一度、地元のヨーテボリっ子が集うカフェで
FIKAを楽しんでみてはいかがでしょうか?


”CAFE KRINGLAN”

Address: Haga Nygata 13
Phone: +46(0)31 130 908




2015年12月4日金曜日

Joe & Juice

ちょっと一息




デンマーク発の最近、話題になっているジュースバー
”Joe & Juice”をご紹介します。




北欧の都市をはじめ、ニューヨークやロンドンにもお店を
展開しているJoe & Juiceはおしゃれで都会的なイメージ。




ジュースだけでなく、コーヒーも提供しているので
FIKA(フィーカ) にもぴったりですね。
*スウェーデンのカフェタイムの事




今回は、ヨーテボリ空港内の店舗からレポート。

お洒落でアップテンポな曲がかかる店内は
黒が基調のシックなインテリアで大人の洗練された雰囲気。

忙しいビジネスマンには、Joe & Juice のアプリから商品を注文すれば
待ち時間なしで、できたてのジュースを受け取ることも出来て便利。




アボガドやジンジャー、レッドビーツやブロッコリーなど
たくさんの野菜と果物を使った、フレッシュジュース。

忙しい生活の中でも、
手軽にビタミンがチャージできそう!

レジの前にはチップをくださいというメモが。
”僕たちRolexの時計を買うために貯めてるからチップ頂戴ね!”
というお茶目なメッセージが書いてありました。。

他にシェイクやサンドイッチ、コーヒーのメニューもあるので
出発前の時間をのんびり過ごせそう。




みなさんも、お洒落な北欧発のジュースバーに
一度行ってみてはいかがでしょうか?




Joe & Juice 

http://www.joejuice.com


2015年10月11日日曜日

ヨーテボリのお魚屋さん

Feskar bröderna








ヨーテボリと言えば, 西海岸に面した港町で, 水揚げされたばかりの
新鮮な魚介類が手に入るところ。

でもスウェーデンのスーパーでは
大体が冷凍のお魚で, サーモンの切り身や, 鱈などの定番のお魚が並んでいるだけ...
種類も少なくて、ちょっと物足りなさを感じます..





そこで今回は、町中のショッピングモールの中でも見つけることのできる, 
身近で新鮮な魚を扱っている魚屋さんを紹介しますね!

"Feskar Bröderna" はヨーテボリ市最大のモール"Nordstan" 中にあって
市場から送られてくる新鮮な生のお魚が手に入ります。

写真のスウェーデン語の表示は、ノルウェー産の"フィヨルドサーモン"。



スウェーデン産の"サバ"や"カレイ"。


"ヒラメ"の一種"Rödspätta"は、こちらではバターでソテーして頂くのが定番ですね!



北欧でも定番の魚のサーモンも、生の切り身はお魚屋さんに行かないと
スーパーでは冷凍品がほとんどなんですよ。





これは鮟鱇?蟹やアサリ、マグロや, エビムール貝なども売っています.



ザリガニ漁は夏の間だけ解禁になり
スウェーデンではザリガニパーティがあちこちで開かれます。



赤い定番のザリガニに加えて, 海でとれる味も少し海老に近い"海ザリガニ" と呼ばれています。
味は蟹に近い味で、とても美味しいです。




まるでケーキのようにデコレーションされた,、
スウェーデンのサンドイッチケーキの"Smörgåstårta"!

皆さんもヨーテボリを訪れた際には是非,
新鮮な魚料理を試してみてはいかがでしょうか?


"Feskar Bröderna"
Norstan
031 80 6666



2015年10月10日土曜日

Textilmuseet i Borås

北欧テキスタイルの街 





スウェーデンのテキスタイル産業の中心地として広く知られている
Borås (ボロース)の街をご存知ですか?

古くから繊維産業で栄えた町は, 今でもファッション企業や
テキスタイルメーカーがヘッドオフィスをBorås(ボロース)の街に構えています。

又、スウェーデンで唯一の繊維大学のTextilhögskolan では、
スマートテキスタイルの開発やテキスタイルエンジニアの輩出など、
専門的な知識を学ぶことのできる繊維大学として大変良く知られています。


今回はそんなテキスタイルの街ボロースの
テキスタイルミュージアムをご紹介したいと思います。

"Textilmuseet"
ヨーテボリの中央駅から100番のバスに乗ると直行便があります、
およそ1時間で到着します。




美術館は、繊維大学のTextilhögskolan と同じ建物内にあります。
ファッションを勉強しているおしゃれな学生さんにすれ違いながら先へ進むと
美術館の入り口に到着。




入場料は100SEK(スウェーデンクローナ)で約1500円で
展示会の入場と、開催中のイベントに参加できます。

現在の展示会情報はこちらから。






館内にはアクティビティーが充実していて、テキスタイルに関する
イベントやワークショップを体験することが出来ます。

"Prova!"というコーナーでは、(試してみて!という意味)
アンティークの洋服や小物、50‐70年代のレトロな古着まで
様々なジャンルのファッションが揃えられています。

着替えコーナーで、自分流の好きなスタイルをトータルコーディネートして
ファッションショー?を楽しむ事も出来ますよ。


http://textilmuseet.se/

テキスタイルワークショップのコーナーでは
ミシンや古布などの機械・材料も用意されているので、
自由に施設を使い、クリエイティブな時間を過ごすのも楽しいですね。








最後に、ミュージアムショップでお買い物。





まだ日本に上陸していない、スウェーデンのカラフルでポップな柄の
テキスタイルデザインなども見逃せませんね。


是非、スウェーデンのテキスタイルの本場
Boråsを訪ねてみてはいかがでしょうか?



Textilmuseet
Address: Skaraborgsvägen3A
506 30 Borås
Tel: +46(0)33 358950




2015年10月9日金曜日

Malmö街角から2

レストラン&カフェ







こちらはマルメの市庁舎 "Malmö Rådhus".

街の中心の広場 "Stortorget"(ストールトーリエット)の噴水の目の前に
堂々と佇むこの建物は1500年代に建造された歴史ある建物。


今回は、市庁舎の地下にあるレストランに行ってきました。



www.radhuskallaren.se


"Rådhuskällaren"
Address: Stortorget 2
211 35 Malmö
Tel: +46(0)40 79020






歴史ある市庁舎の階段を下り、ろうそくの灯る建物の地下に入っていくと
レストランがあります。



ランチメニューは手ごろな価格で、
地元のお客さんが多いみたいです。




スコーネ地方の方言を話す陽気なウェイターのおじさんと話が弾みます。。


http://gastrogate.com/restaurang/radhuskallaren/


日替わりの様々なメニューから選べるランチはこちらから。。。
ぜひ、市庁舎のレストランを試してみてはいかがですか?








ランチの後は、マルメで3つのカフェを展開している地元のカフェ
"Caffe Factory"でのんびりFIKA。



スウェーデンの中でも、スコーネ地方のコーヒーは、
どんな味がするのでしょうか?

スコーネ地方独自のコーヒー豆のローストの仕方があると聞いたので
興味深々。。




感想は。。(なんとなくですが。。)
少し、酸味が強くって濃い味わいのコーヒーという感じがしました。

甘いお菓子が進む、大人の味でした。




皆さんもマルメを訪れた際には一度
スコーネ地方のコーヒーを試してみてはいかがでしょうか?




"Caffe Factory"

Coffee Factory Sweden Hamngatan
Address: Hamngatan 4
Malmö
Tel: 040-308 070














2015年10月8日木曜日

Malmö の街角から1

市内散策




今回は、秋晴れが続く美しいスウェーデン南部、
スコーネ地方にあるMalmöマルメ)市内中心部の様子から。

遠い昔、デンマークの支配下にあったマルメの街は
建築や街並み、そして人々の言語(方言)にも
デンマークの名残が強く感じられます。




そんなマルメの街には3つの大きな広場があり、それぞれは
Gustav Adlfs torg、Stortorget、Lillatorget
いう名前が付けれられていて
広場の周りには教公園、レストランやカフェなどの
ショッピングストリートが構成されています。



こちらはStortorgetにあるKing karl X Gustavの彫像



夏にはたくさんの観光客で賑わいをみせます。


 



StortorgetLillatorgetは、隣り合っていて
ファッションやインテリア雑貨、ギャラリー、手工芸品店やカフェなど
ぶらぶらと街並みを散策するのにちょうどいい通りです。

先日紹介した、お花屋さんやインテリアショップの"Olsson & Gerthel",
"デザインセンター" この辺りにあります。






マルメの街の家々は、隣国デンマークの影響を受けているせいか、
一般的なスウェーデンの赤い木造住宅とは、違った雰囲気があります。

石造りの可愛らしい家が印象的です。










こちらは1319年に建造されたゴシックスタイルの教会、
Sankt Petri kyrka 。













マルメ中央駅からすぐの場所にあるので、
一度マルメを訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

S:t Petri kyrka 

Address: Göran Olsgatan 4
211 22 Malö
Tel:+46(0)40 27 90 43