2014年8月15日金曜日

Våfflor いろいろ

スウェーデン風ワッフルの作り方






                                                          
 
 スウェーデンのワッフルは伝統的なお菓子の一つで
1600年代から作られていたという程、歴史があります。
 
一家に一台はワッフルメーカーがあると言っても良いくらい。
 
昔ながらのワッフルの作り方は、オーブンの上で
våffeljärn (ヴォッフェルヤーン)という
ワッフル専用の重い鉄のフライパンを乗せて焼くスタイル。
 
 
 
                             http://franmyllan.wordpress.com/2014/02/04/vaffeldax/ 
 

 
 
手間はかかりますが、昔ながらのワッフルの味が再現できます。
 
このフライパンは骨董市やアンティークショップなどで、運が良ければ出会うことができます。
 
物を大切にするスウェーデンでは、おばあちゃんが使っていたという年代物が、
家庭やサマーハウスで未だに大事に使われていることも。
 
 



 こちらは遊園地のワッフル専門店で見かけた、機械化された現代のワッフルメーカー。
機械がぐるぐると回転するので、効率よく生地を注ぐ事ができます。
 

 
 
いい香りが漂う店内は、焼き上がりの順番を待つ間も見ているだけで楽しい。
 
 

 
Systrarna Olsons våffelbageri
Liseberg
 
お店はヨーテボリのリセベリ遊園の中、Storgatanにあります。
 
 
 
 
 
 


 ワッフルの作り方
 
材料
 
3.5DL           小麦粉
大さじ2    ベーキングパウダー
2個            たまご
4DL            牛乳
100G            バター

トッピング

2DL 生クリーム
お好きなジャム

※ワッフルメーカーまたは、ワッフル専用フライパンを準備してください
 
 
作り方

 

小麦粉とベーキングパウダーをボールに入れて混ぜます。
牛乳と卵を加え、全体がよく溶けるまでかき混ぜます。
次に冷ました溶かしバターを加え、よく混ぜます。
フライパンを温め、バターを刷毛で塗ります。
生地を流しいれ、ちょうどよい焼き色になるまで焼けば
出来上がり!!
 
 
※生地は1時間程前に準備しておくと良いでしょう。






スウェーデンのスーパーでは、
ワッフルのミックスパウダーも売られています。
是非スウェーデンの素朴なワッフルを手作りしてみてはいかがでしょうか?


 

 

Våfflor

スウェーデン風ワッフル



(By line) Photo by: Helen Alfvegen, CC BY 2.0


スウェーデンのワッフルをご存知ですか?

薄く焼いたサクサクの生地に
 たっぷりのホイップクリームとジャムやベリーなどをのせて
アツアツのうちに頂くのがスウェーデン風。


  「ワッフルは焼き立てでないとおいしくない!」という理由から
カフェでの注文は、ほとんど必ず注文を受けてから、生地を焼きます。





こちらは、ダーラナ地方のTällberg(テールベリ)という小さな町の
カフェのメニューで、「ワッフルのHjortronsylt ‐(ユートロンシルト)添え。」

ユートロンとはスウェーデン語でクラウドベリー、
シルトはジャムの意味です。

スウェーデンでも希少な種類で、
高価なジャムとして知られています。

このオレンジ色をしたジャムは、さっぱりとした爽やかなベリーのジャムという
定番の味よりも、酸味が抑えられ、果物の味が濃縮された独特の味わい。

そして、スウェーデンのホイップクリームは
砂糖を加えないのが基本。

濃厚な生クリームとジャムのフルーティーな甘みが
より際立って感じられます。




天気の良い日には、景色のよいカフェのお庭でのんびりFIKA(フィーカ)。 




 一年で一番美しく爽やかな季節を迎えたスウェーデンの夏は、
草花の緑や、空の青空も、一層輝きを増して感じられます。




カフェの一階はスウェーデンのクラフトを扱うお店になっています。


紹介したお店は
Klockargårdens Kaffestuga
(クロックゴーデンス カフェスチューガ)

Address: Siljansvägen 479, 793 70 Tällberg


是非、スウェーデンの素朴なワッフルを試してみてはいかがですか?