2015年7月24日金曜日

Nils Erikson Terminalen

ニルス・エリクソンターミナル


今回はヨーテボリの中央駅に付随しているバスターミナルの
Nils Erikson Terminalen (ニルス・エリクソンターミナル駅)
についてご紹介いたします。

Nils Eriksonという名前は、
ある有名なスウェーデン人のエンジニアの
Erikson兄弟の名前に由来しています。

Nils Eriksonは1800年代にスウェーデンの運河や鉄道の開発に
大きく貢献した人物です。





このモダンなガラス張りのバスターミナルには、完全な屋内空調が整っていて、
スウェーデンような厳しい気候でも
利用者が快適にバスに搭乗できるように工夫されています。

注目すべきは、写真のような
番号のついた木製ゲートが自動で開くと、
屋内から直接バスに乗り込めるようになっています。

まるで飛行機の搭乗口のよう!




木の素材を使ったインテリアが
温かみのある雰囲気を作っていますね。
デザインはノルウェーの建築家Nils Torpのデザインで
1996年にはKasper Salin賞を受賞しています。

全部で16の屋内ゲートがあり、
さらに屋外には11の乗り場がある巨大バスターミナルです。





広いバスターミナルでは迷ってしまわないように
電光掲示板でしっかりチェックしてから、予定のバス乗り場を探しましょう。↓





バスの乗り方はというと、
搭乗時間になると、木の扉が静かに自動で開きます。




待っていた人たちは次々とバスに乗り込み、
運転手さんにチケットをみせて。。。




写真では見えませんが、ゲートの向こうは屋外ですが
屋根がちゃんと、バスに乗る直前までついています。





では当日のチケットはどうやって買うかというと、
写真手前に見えるのがVasttrafikというヨーテボリ市営鉄道Västtrafikの
インフォメーションセンター&チケット売り場になっていて
ここで直接チケットを購入することが出来ます。





この建物内で、番号札を取って他のスウェーデン人のように
静かに辛抱強く番が来るまで待ちます。

スウェーデンの公共機関では、必ずと言っていいほど
番号受付機があって、長い順番の列が出来ていますが、
本当にみなさん礼儀正しく待っているのが印象的です。




ほとんどのスウェーデン人は英語が堪能なので、
スウェーデン語が出来なくても問題ありません。




下の写真の看板にあるように、私バスのSwebusBus 4 you,
Nettbuss Expressなどのバスにもここから出発しています。

スウェーデンの国内路線ストックホルム等はもちろんの事、
ノルウェーのオスロや
デンマークのコペンハーゲンまでもバスで向かうことが出来ます。

バスの料金は鉄道や飛行機に比べて比較的低価格なので
旅行の予算に合わせて、バスを使ってみるのもおススメです。




ぜひ、スウェーデンでバスの旅も一度試してみてはいかがでしょうか?

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